運命!?武井バーナーに出逢った夏の日の話

運命!?武井バーナーに出逢った夏の日の話

キャンパーの間で
長く根強い人気を持つ武井バーナー。

東京の下町の会社で生産される灯油バーナーで、
ヒーターを取り付けてストーブとして
冬キャンで愛用されるギアです。

その男臭いデザインと、
コンパクトなサイズながら
5000kcalとも言われる火力が
その人気の理由のひとつなのですが、

冬キャンのストーブとしてこれまた人気の高い
フジカハイペットの発熱量が
2.5kw(2150kcal)となっているので、
それは圧倒的なパワーです。

数年前に欲しいなぁと思った時と比べると
価格もだいぶ上がって、
さらに手を出しにくいギアとなっているのに
年々入手が困難となっている逸品。

それでも今シーズンは
電源を気にせず冬キャンに行きたいぞ!と思い、
探していたんですよね〜!

そんな武井バーナーを手に入れてしまった!
運命的な出逢いのお話です。

出逢いは突然!これは運命?

8月最後の週末、
ヒマを持て余したtsune夫婦は
久しぶりの大阪キャンパルへ。

大阪キャンパル

駐車場は満車。
そして店頭には入場制限のための列が・・・
20分ほど並んで待って入店できました。

まずは、と左側のランタンの棚を見ていた
tsuneの目に飛び込んできたのは!?

え!?このパッケージは!?

いやいや、そんな、あるワケないよな?
空箱なのかな?と
棚から手に取ってみると、
ズッシリとした重みが。

中身が入っている!!

箱を持ち上げたまま
思わずレジのほうを振り返るtsune。

店主の奥さんが微笑みながら、

「それが最後、ひとつだけよ」

「一度だけよ」にも似た魔性の響き・・・
思わずそのまま抱きしめて、
離さずにお買いあげ!

「えっ!?」
隣で価格を見た嫁の声が聞こえたような・・・

武井バーナーお持ち帰りの図

決して衝動買いではないのです。
手に入るなら手に入れたい!
そう思っていたアイテムなのですよ!

昨年の秋に予約したフジカが届くのは
来年の5月くらいって話だし・・・

—–この価格のものを衝動買いできる甲斐性なんて持ち合わせていませんしね(^_^;)

武井バーナー 301A

武井バーナーには、
501Aセット、301Aセット、101Cセットと
3種類のライナップがあります。

今回tsuneがゲットしたのは301Aセット。

それぞれタンクの容量が違って、
それによって燃焼時間も違います。

501 / 2.8リットル 8時間 190×370
301 / 1.2リットル 4時間 160×330
501 / 0.5リットル 1.5時間 125×245

もちろん燃焼時間が長い方が便利なわけですが、
武井バーナーの一番の魅力はそのコンパクトさ。

501だと190×370mmと
ややサイズが大きくなるために
ランタンと変わらないサイズの
301が一番人気があるのです。

武井バーナーとノーススター2500のサイズ比較

コールマンのガスランタン、
2500ノーススターと並べてもこんな感じです。

これで灯油ストーブに
勝るとも劣らぬ火力がある
というのですから脅威的ですよね!

そのフォルムと輝き

パープルストーブ
とりあえず開封してみます。

武井バーナー付属のスチールケース

スチール製のケースから出してみると、
灯油の臭いが。

武井バーナー301Aセット内容

出荷前に1つずつ点火試験を
されているということで、
丁寧に作られていることが感じ取れます。

武井バーナー301Aの美しいフォルム
武井バーナー301A別カット

しかし・・・美しい!

このフォルム、そして輝き、
無骨ながらパーツひとつひとつが繊細で、
男好みのメカニカルな感じ

キャンパーに長い間、
支持され続けている理由がよくわかります。

バーナー部分とヒーター部分

武井バーナーのヒーター取り付けスプリング

バーナー部とヒーター部は
3箇所スプリングで引っ掛けて
固定されています。

スプリングを外すだけで
簡単にバーナー部とヒーター部をバラせます。

武井バーナーのヒーター部とバーナー部

ヒーターを外すと
間にセットされている
外ホヤと内ホヤは乗せてあるだけです。

武井バーナー付属の五徳

この付属のペグみたいなのが五徳です。

スプリングが引っ掛けてあった穴に
五徳を差し込んで・・・

武井バーナーの五徳を取り付けた図

こうやってバーナーとして
使えるってことですね。
かなり安定感はあります。

細部を見てみる

武井バーナーの余熱用バーナー部

余熱用のバーナー部分。

武井バーナーの給油口

タンクに燃料を入れる給油口。

武井バーナーの給油口のキャップを取り付けた図

給油口のキャップを取り付けた図


上にある小さなツマミはエア抜き。
使用後に内圧の上がった
タンクのエアを抜くためのものです。

武井バーナーの給油ゲージ

ナット型の窓は給油ゲージ
灯油が入っていないので
針が見えませんが、
左:空 → 右:満タン です。

武井バーナーのポンピング金具

タンクの内圧をあげるためのポンピング金具。

武井バーナーのポンピング金具

ここであのポンピングの儀式が
とり行われるわけですね(^^)

自転車の空気入れを接続できるようにする
金具が純正であるようなので
ゆくゆくはカスタマイズしようと思います。

武井バーナーの火力調節用のハンドル

コック部分に差し込んで使うハンドル

武井バーナーのコックとハンドル

収納をコンパクトにする目的でしょうか。
取り外せるようになっています。
なくさないように要注意ですね。

と、まぁパーツひとつひとつも
なんか男臭くてカッコイイんです。

早く点火してみたい

武井バーナーは
余熱という作業をしないと使えません。

その作業がうまく言っていないと
いわゆる『炎上』ということになります。

武井バーナーが暴れん坊と言われる所以。
そこが少し敷居が高く
感じられる部分なんですね。

でもしっかりと余熱を行えば
炎上ということはないとも言います。

tsuneもYOUTUBEで点火作業を
しっかり予習したので、
大丈夫なんじゃないかなぁと
思っているのですが・・・。

武井バーナー301Aの美しさ

期待と不安、
ドキドキとワクワクが
入り混じったこの感覚。
久しぶりだなぁ〜。

しかしまだまだ残暑の残るシーズン。
点火はしばらくお預けですかね(^_^;)

後日、点火レポートも書きたいと思います。

あ、その前に灯油缶買わなきゃwww
それでは、また!

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